人生は選択の連続である。
シェイクスピアの有名な言葉です。
即ち今ある自分というのは、人生において様々な選択をしてきた結果ということです。
私もこれまで様々な選択をして来ました。
全てではないけど、そのほとんどは違う選択をすべきだった(かな?)と後悔したり考え直したりする選択だったことの方が多い気がします。
ただそれは良くも悪くも自分の選択によるもの。他の誰によるものでもない。
ですが、ダメな選択をしてしまったから終わりというわけではありません。
つまり何が言いたいかって、選択を誤ったことを後悔してるようではダメなんですね。
それに囚われ過ぎて、これからの選択に支障をきたすようではいけないのです。
過去は過去であり、それ以上でも以下でもない。終わったことなんです。
一番大切なのは今であり、これからどんな選択をしていくのかということなんです。
後悔するほどの選択は今後の教訓にしていくしかないのです。
分かりましたか?
さよならはとつぜんに
2018年9月3日(月)
俺は付き合って2年になる彼女と2周年記念として福島のいわき市にある、ハワイアンズへ一泊旅行に行った。
そしてその翌日の帰りの車内でのことだった。
「今まで結構我慢してきていた(後述)。でも、もうあなたのどこが好きだったのか分からなくなってしまった。距離を置かせてほしい。」
それは突然のことで、俺は頭が真っ白になってしまった。
彼女の言っている言葉の意味がわからなかった。
ただ、唯一理解出来たのは目の前で俺の愛する彼女が泣きながらそう言ってきたということだけだった。
自分の頭の中は混乱していたが、とりあえず謝った。もちろん別れたくなかったからだ。
「俺が今までそんな傷つけてしまっていたなんて、ごめん。でもちゃんと全て直すからさ、距離なんて置きたくないよ。」
彼女からの返事は
「ごめん。」
それだけだった。
とりあえず俺は途中から電車帰りだったので、その場は解散することになった。
帰りの電車では、言われたことを整理していた。
おおよその内容が以下の通りである。
・ラインのやりとりが機械的、そっけない(挨拶やおつかれなど、うん、とかばかりなどで、話題が次第になくなり困っていった)
・せっかく2人であってるのに車内で寝てしまう、すぐケータイをいじられ放置される(ネサフィだけでなくゲームやようつべを含む)
それに関してこれまでのことを振り返ってみた俺。
正直なところ、俺は中身のないやりとりでも機械的なやりとりでも、好きな人とやりとりしているという、それに意味があると思っていた。だから話題とかそういうことは気にしてなかった。
ただ、よくよく考えてみると旅行に行く1週間くらい前に彼女から1日連絡がなかったことがあった。俺も気づいたのはその夜中のことであったが焦って連絡した。
その翌日に連絡は来た。
「いつも挨拶とかおつかれとかそんなやりとりしかしないし、それなら話があるときだけ連絡取ればいいんじゃないのか考えてたら返事出来なかった。」と。
その時俺は前述したようなことを述べた。挨拶だけでも連絡してやっぱり繋がっていたいし心配だからと。
彼女は「うん。分かった!また毎日連絡するね!」そう言ってくれた。
あれも我慢だったのかな?ずっとまえから悩んで考えた結果がそれだったんだよね。
でも返事すればいいとしか考えずに、そっけない一言返事ばっかしてた俺が悪い。
「返事しにくい連絡ばかりで悩ませちゃって困らせてごめんね。これからは気をつけるから毎日連絡とりたいな。」
そういう伝え方をすればいいのに
「連絡ないと心配だからとりあえず連絡してよ」そんなことしか言えなかった。
なんて自分本位だったんだろうか。
続いて、2人で会ってる時に(ryの件
車で彼女と出かける時、結構俺は寝落ちしていた。それはいい訳になるが、やはり仕事の疲れが取れず、終わる時間も遅いため慢性的に寝不足になってしまっていたためだと思う。
ケータイいじったり、動画やゲームをされるという件に関しては、完全にルーティン、基本それらが趣味と化していたので無意識にゲームやりたい(周回してキャラ強化したいなど)、毎日見てるユーチューバーの動画見たい、となっていた。
どちらの件に関してもやはり、彼女側からしたら寂しかったし苦痛だったらしい。
そりゃそうだ。
でもその時の俺はそんなこと考えてなかった。
何なら「ゲームや動画見てないで構ってよ!」って言われても、「ちょっと待って」そう突っぱねていた。
今考えてみると、せっかく遠くからわざわざ俺に時間と金をかけて会いに来てくれていた彼女に対して、俺は何てことをしてしまっていたんだろう…
客観的に考えて、そんなことされたら、寂しいだけでなく、私と話すのつまらないのかな(これはラインも然り)?ゲーム動画の方が大切なのかな?って思っちゃうよね。
正直、俺の中では彼女との時間は大切にして来たつもりだった。だが、それは彼女と何かをしていたりする時だけで、車での移動中などの時間というのは大切に出来ていなかった。
彼女は普段辛い仕事も俺と会って癒してもらいたくて、わざわざ会いに来てくれていた、俺との時間を1分1秒でも大切に思ってくれていた。
それに対する俺の対応はこれだったのか!?裏切って裏切って裏切り続けていろいろ不満なところを我慢させていたのだ。俺クソ過ぎるだろ。
今更そう気づいた瞬間、俺は電車の中で涙を流した。
続く